リラクセーション音楽を手掛ける作曲家でピアニストのエイコン・ヒビノ(61)が16日、品川教会で、東京での初コンサートを行った。通常は関西を中心に活動している。10月に発売したオリジナルアルバム「INORI」を中心にアンコール含めて全11曲を披露した。
やや難しい話になるが、エイコンは、自律神経を整え傷ついた心のDNAを修復する「愛の周波数」とも称される「528ヘルツ」(ソルフェジオ周波数の1つ)の響きを生かした演奏を行ってきた。15年に「心と体を整える~愛の周波数528Hz~」でメジャーデビュー。同年にはこの作品などで、日本レコード大賞の企画賞を受賞した。
ライブ前に取材に応じたエイコンは「レコード大賞で表彰されてから、よく、エビデンスを示せと言われてきました」と振り返る。
ある時、順天堂大の医師が渡米する際、ぜんそくの発作が起きたという。日系の航空会社はエイコンの音楽をプログラムに入れており、それを聞いたところ発作が落ち着いたという。後日、エイコンはその医師に呼ばれ、528ヘルツの音楽の研究が始まり、論文が発表された。
今では、ソルフェジオ周波数と呼ばれる特定の周波数は、心と体に良い効果を働き掛けるといわれる。中でも528ヘルツは、音楽療法として、自律神経の中でも心音を安らぎモードに導く、副交感神経に作用し、さまざまな効果が得られるとされている。
エイコンのコンサートでは、ピアノも電子ピアノも528ヘルツに調律。そのリラックス効果から、観客の中には寝落ちする人も多いという。
エイコンは「最初から観客が立ち上がって盛りあがるコンサートも、いいと思います。でも、私のは、リラックスしていただき、そのまま寝落ちしてしまう、爆睡コンサートなんです」。最後に「残された人生を、人が笑顔になり、世界が平和になるように、音楽でお手伝いさせていただきたい」と抱負を語った。



