英王室のウィリアム皇太子(40)とキャサリン皇太子妃(40)夫妻の末っ子ルイ王子(4)が25日、エリザベス女王が亡くなって初めて迎えたクリスマスで、クリスマス礼拝デビューを果たした。チャールズ国王とカミラ王妃をはじめとする王室メンバーが、クリスマスを祝うため英ノーフォーク州のサンドリガム・ハウスに集い、毎年恒例のクリスマス礼拝に出席。その中に可愛い王子の姿もあり、SNSではさっそく「小さなスーパースター」と話題になっている。

国王夫妻や皇太子夫妻のほか、長男ルイ王子(9)、長女シャーロット王女(7)も聖メアリー・マグダレン教会までの行進に参加。初めてクリスマスの礼拝に出席したルイ王子は、紺のコートに半ズボンとハイソックスという姿で深い緑のミリタリー風コート姿のキャサリン皇太子妃と手をつないで歩き、ひと際注目を集めていた。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、過去2年間は王室メンバーも恒例のクリスマスの集いを中止しており、王室メンバーがサンドリガム・ハウスに集結したのは3年ぶり。皇太子一家は沿道に集まった国民と交流する場面も見られた。行進には、他に国王の弟エドワード王子やベアトリス王女、ユージェニー王女らの姿もあった。

チャールズ国王は、昨年9月に女王が亡くなって初めてのクリスマスを盛大に祝いたいと、確執が伝えられる息子ヘンリー王子夫妻以外の王室メンバーをサンドリガム・ハウスに招待。未成年の少女への性的虐待疑惑で公務を退いた弟アンドルー王子と元妻のサラ・ファーガソンさんも招待されており、行進にも参加していたことが確認されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)