年内いっぱいでの歌手活動休養を発表している氷川きよし(45)が、文字通りのラストステージを見せた。特別企画で「限界突破×サバイバー」を歌唱した。

巨大なフェニックスに乗って氷川が登場すると、会場がどよめく。全身金ラメのゴージャスな衣装で、休養前のラストパフォーマンスを、これでもかという絶唱で見せつけた。

氷川は「ありがとうございました」。視聴者へのメッセージを請われると「ありがとうございました。また、必ず帰ってきます」と復帰を約束した。

氷川は、22年の年明けに休養宣言を発表した。それ以来、ファンに直接思いを届けたいとの意向から、今年は数多くの公演を重ねてきた。コンサートのほかにも、今年は東京・明治座公演を皮切りに、大阪、福岡、名古屋と初の全国劇場4座連続公演も開催してきた。いずれも、ファンの前で、自身パフォーマンスを見せたいとの思いからだった。

氷川は、紅白出演前にインスタグラムを更新。「紅白の『限界突破×サバイバー』のリハーサルが終わり、レコ大では『甲州路』。盛り上がって明るくノリノリでいきましょう!」と記し、ジーンズにロングブーツ姿で移動する様子をアップ。その前には、ストーリーズを更新し「この1年、もうひと頑張り、もうひと頑張りの繰り返しでした。コンサートや舞台もたくさんやらせていただき、おかげさまで全て無事故で大成功を収めることができました」とつづっていた。

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