フジテレビ系「逃走中~大みそかSP お台場大決戦!~」(午後5時)が12月31日に放送され、午後5時から120分間の平均世帯視聴率が5・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。平均個人視聴率は4・0%だった。

同7時から240分間は平均世帯視聴率が3・7%、個人視聴率が3・2%、同11時から45分間は平均世帯視聴率が2・9%、個人視聴率が2・3%だった。

タレントやスポーツ選手などの著名人が「ハンター」から逃げる同局名物番組が、約7時間の大型特番になって帰ってきた。K-POPアイドル・KARAが緊急参戦。ハンターには番組史上初の「オリンピック金メダリスト」が登場。男子100メートルアテネ五輪金メダリストのジャスティン・ガトリン(米国)、マラソンでシドニー五輪銀メダルのエリック・ワイナイナ(ケニア)、女子棒高跳でリオ五輪銀メダル獲得のサンディ・モリス(米国)の3人が、「ハンター」役として出演した。

「令和初の3冠王」に輝いたセ・リーグ王者のヤクルト村上宗隆内野手(22)はハワイで決戦を繰り広げた。

当日の午後11時過ぎからは、逃げ切れば90万円獲得の「生『逃走中』」が開催された。アンガールズ田中卓志やユーチューバーのHIKAKIN、格闘家の那須川天心らが続々と捕獲される中、松平健が孤軍奮闘。69歳とは思えない豪快な走りっぷりで逃走したが、最後は残り27秒で捕獲され、無念の終了となった。

生放送特有のハプニングもあった。「ハンター」から逃げる俳優の真飛聖(まとぶ・せい)を映すカメラが突然「バッテリーを取りかえてください」と切り替わり、別のカメラに画面が変わる場面があった。実況を担当していた伊藤利尋アナウンサー(50)が機転を利かせて「生放送でお送りしています」とフォローしていた。