新田真剣佑（26）と眞栄田郷敦（23）の兄弟が22日、所属事務所を通じて、そろって結婚を電撃発表した。お相手は、ともに一般女性だが、関係者によると新田のお相手は元女優だという。結婚式や披露宴の予定は未定だという。この日は、21年8月に亡くなった父・千葉真一さんの誕生日で、この日に発表しようと2人で決めたという。

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若手ながら大作への起用が続き、進境著しい新田と眞栄田の兄弟が、そろって結婚を電撃発表した。

新田は「これからもお互いに支え合いながら、大切な時間を重ねていきたいと思っております」とコメントした。お相手は一般女性だが、関係者によると元女優だという。軸足を海外に移した21年5月あたりから、交際が複数の芸能メディアで報じられてきたが、新田の海外での挑戦をサポートし続けてきたという。

一方、眞栄田は19年の芸能界デビューから、今まで熱愛や交際などは一切、報じられてこなかった。「俳優という仕事を始めさせていただいてから約四年、まだまだ学ばなければならないことの多い未熟者ではありますが」とのコメントにも初々しさがにじむ。お相手は一般人ということ以外、明らかにされていない。

世界的なアクションスターの父の誕生日に発表しようと心1つに決めた2人は、ともに今年が勝負の年だ。新田は、Netflixが世界配信する実写ドラマ「ONE PIECE」のロロノア・ゾロ役として日本人俳優として唯一、メインキャストに名を連ねる。さらに、日本の漫画「聖闘士星矢」を米国で実写化する「ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック」（今年公開）でハリウッド映画初主演。徹底した肉体の鍛錬に裏打ちされた、日本人離れしたアクションに定評があり、父も将来性を期待した存在として世界に打って出る。

眞栄田は兄同様、父が修業した空手を学び全米2位の実績も、より柔らかいキャラクターが魅力で、国内で幅広い作品に出演し存在感を高めてきた。昨年10月期のフジテレビ系「エルピス－希望、あるいは災い－」で、長澤まさみと真っ向から演じ合い評価を大きく高め、「どうする家康」で、時代劇とNHK大河ドラマに初挑戦。父の千葉さんも07年の「風林火山」で武田四天王の板垣信方を演じており、2代続けての大河出演の上、演じる役も武田勝頼と因縁が深い。昨年の東京国際映画祭に出品された日米合作の初主演映画「彼方の閃光」（半野喜弘監督）の公開も待たれる。

仕事面で充実の1年に、私生活でも大きな1歩を踏み出した2人。新田は「より多くの方々に夢と感動を与えられるように、より一層精進して参ります」、眞栄田も「より一層精進して参ります」と幸せをさらなる俳優業のステップアップにつなげる覚悟を示した。

◆新田真剣佑（あらた・まっけんゆう）1996年（平8）11月26日、米ロサンゼルス生まれ。高校卒業までアメリカで過ごす。14年から日本で芸能活動スタート。16年、映画「ちはやふる－上の句－＼－下の句－」で第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞。日本テレビ系ドラマ「同期のサクラ」フジテレビ系「イチケイのカラス」などに出演。特技はフルート、空手、乗馬、殺陣。176センチ。血液型B。

◆眞栄田郷敦（まえだ・ごうどん）2000年（平12）1月9日、米ロサンゼルス生まれ。幼少期をアメリカで過ごす。19年に、映画「小さな恋のうた」でデビュー。TBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」、「プロミス・シンデレラ」、WOWOW「キン肉マン　THE LOST LEGEND」NHK大河ドラマ「どうする家康」などに出演。特技はサックス、空手、ギター、殺陣。183センチ。血液型B。