カンテレの羽牟(はむ)正一社長が26日、大阪市の同局で新春社長会見を開いた。同局制作でフジテレビ系で生放送されるピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ2023」(今春放送)について「現在、予選が行われており、頂点を目指した熱い戦いが繰り広げられています。(昨年のR-1チャンピオンの)お見送り芸人しんいちさんが1年間、持ち歩いたトロフィーを目指した、夢のある大会をお届けしたい」と意気込んだ。

昨年12月に行われた「M-1グランプリ」で優勝した「ウエストランド」の井口浩之が「R-1は何も変わらない」、「M-1にあってR-1にないもの」について「夢! 希望!」と毒舌ネタでイジり倒した。 毒舌ネタに“応戦”した羽牟社長は「(井口発言は)話題になったと聞いてました。大いに夢のある大会だと思ってますし、今まで以上にもっともっと注目される大会にしていかないといけないと思います。スタッフの皆もすごく頑張ってるので、いい番組にしてくれると期待してます」と話した。