女優常盤貴子(50)が28日、吉田美月喜(みづき、19)とダブル主演を務めた映画「あつい胸さわぎ」(まつむらしんご監督)の公開記念舞台あいさつに出席し、23年の抱負を口にした。

18歳で若年性乳がんを患う吉田演じる主人公、千夏の母親役を熱演。青春や家族との愛を描く物語となっている。今回は昨年公開の映画「メイヘムガールズ」、今秋公開の「カムイのうた」と主演作が続く注目若手女優である吉田との共演。吉田からは「すごくフランクに話してくださって。撮影のファーストカットの時もドキドキしていた部分はあったのですが、ちゃんと身近な関西のオカンでいてくださったので。常盤さんとの最初のシーンは大きかった」と声をかけられた。

常盤は「関西のオカンって…。普段の私がそうなんだろうな」と苦笑いを浮かべつつ「彼女にとって主演作のファーストカットは一瞬で2度と帰ってこない。そういう話を聞くと、もっとちゃんと話し合いをしておけばよかったなとか、私に何ができたんだろうなってあらためて思います」と語り、「何がベテランだ、だめだなと。新人の方であろうとこれから向き合っていこうと思います。変わります!2023年!」と決意を込めていた。

舞台あいさつには佐藤緋美(23)、石原理衣(46)、まつむら監督も登壇した。