女優東ちづる(62)が2日、都内で行われた、舞台「月夜のからくりハウス」の制作発表会見を行った。自身が座長を務める、性的マイノリティーの人や障がいのある演者らが集う「まぜこぜ一座」から31人が出演。「障がいを感じなかった、表現ってすごいねと言ってもらえる舞台にしたい」と意気込んだ。

東は、アートや音楽、映像、舞台などのエンターテインメントを通じて、誰も排除しない「まぜこぜの社会」を目指す、「一般社団法人Get in touch」の代表を務めている。「私たちがこういうことをすることで、こんなパフォーマーがいるんだとか知ってもらえたらいい」と舞台を通して、さらに活動の幅が広がることを願った。

会見には、義足のダンサーや全盲のシンガー・ソングライターらも出席した。また、同舞台に出演するダンプ松本も出席し「自分にとって東さんは太陽のような存在。(プロレスでは)ヒール役だけど、自分も太陽のような存在になりたい」と日々、精力的に活動している東について語った。