女優橋本環奈(24)が4月期のTBS系連続ドラマ「王様に捧ぐ薬指」(火曜午後10時)で地上波連ドラ初主演を務めることが4日、分かった。相手役はHey!Say!JUMP山田涼介(29)が演じる。

橋本演じる貧乏な絶世美女・羽田綾華と、山田演じるツンデレ御曹司・新田東郷が繰り広げる胸キュンラブコメディー。わたなべ志穗氏の同名人気漫画が原作だ。

橋本は貧乏な大家族の実家を救うために、御曹司との結婚を選ぶ「ド貧乏シンデレラ」という役どころ。「偽とはいえ夫婦役を演じるのは初めてのことなので今からとても楽しみです」と思いを明かした。続けて「タイトルにぴったりの王様的伴侶が山田涼介さん! 一体どんな偽夫婦となるのか乞うご期待です」。

火曜10時枠は、「逃げるは恥だが役に立つ」「義母と娘のブルース」「恋はつづくよどこまでも」などヒット作が多い。意外にも地上波の連ドラでは初主演という橋本が満を持して火曜10時枠に降臨する。「御夫婦の皆さまもそうで無い方々も、笑って、泣いて、きゅんとして、多くの視聴者の皆さまに楽しんで見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

山田は、業績不振の結婚式場を立て直すため、愛がないのに突然、綾華へプロポーズするという役どころ。「今年30歳になる僕が今回、王道ラブコメ少女漫画原作ということで、皆さんをキュンキュンさせられるか不安なところはありますが…(笑い)。東郷を全力で演じ、The・KINGになりきりたいと思います」と誓った。橋本とは映画やバラエティーで共演経験があるといい「いい意味で緊張せずあうんの呼吸で偽装夫婦を演じられるのではないかと、今から楽しみにしています」と再共演を心待ちにし「皆さまの1週間の疲れを吹き飛ばせるような面白い作品になると思います」とアピールした。「シンデレラ」と「キング」の化学反応に期待がかかる。

★橋本環奈の過去の主な主演作 映画は、16年「セーラー服と機関銃-卒業-」、17年「ハルチカ」、19年「午前0時、キスしに来てよ」、20年「シグナル100」、同「小説の神様 君としか描けない物語」、22年「バイオレンスアクション」、同「カラダ探し」。ドラマは21年WOWOW「連続ドラマW インフルエンス」、同年フジテレビ「ほんとにあった怖い話」。舞台は22年「千と千尋の神隠し」(上白石萌音とダブルキャスト)。