NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜)の21日に放送された第98話の平均世帯視聴率が16・1%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・1%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第10話の16・9%。

時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。

あらすじは、舞と貴司(赤楚衛二)はキッチンでその日のお弁当を3つ準備する。それをめぐみ(永作博美)はうれしそうに見つめる。そしてめぐみが先に出勤しようとすると、舞はめぐみにお弁当を渡す。IWAKURAでは、舞が始めたブログへのアクセス数が増え、舞はそれを喜ぶ。そんな中、土屋(二宮星)が事務所に現れ、笠巻(古舘寛治)がぎっくり腰になり動けなくなったと告げる。そして退職することになった。

また、市役所の職員がIWAKURAにやって来て近隣から騒音の苦情が入り、調査をすると言う。その結果は基準内の数字だった。しかし騒音問題に対して意識を持った舞は、御園(山口紗弥加)からオープンファクトリーのアイデアを得る。