井ノ原快彦(46)が4月5日スタートのテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season6」(水曜午後9時)に主演する。警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)主任・浅輪直樹役で、個性派メンバーがぶつかり合いながら事件解決に挑む人気シリーズ。前シーズンでは深川麻衣(31)Snow Man向井康二(28)が新加入し、注目を集めた。

井ノ原は18年目のシーズンに「18年も同じ所に通うのは不思議。家族のようで、年に1度の同窓会のような感じでワイワイやりたい」と感謝。さらに、自身は昨年11月に「ジャニーズアイランド」の新社長就任以降初の同シリーズ。「社長から主任、時には部長にもなる。体が続く限り続けて行きたい」と意気込んだ。

新社長就任については「子どもたちに囲まれているのでめちゃめちゃ楽しい。当時の自分を見ている部分を見ているところもあるけど、強い子たちだなと。自分の帯を締め直すきっかけにもなってありがたい」と言及した。

一方で「社長になりたいなんて、1度も目指したことない。ネクタイを締めないように生きていこうと思っていたのにバリバリしてるんです」と苦笑い。長年共演する小宮山志保役の羽田美智子(54)は「いのっちは社長になったからとって一変するような人ではない。身内のような感覚で健康を心配はするけど、半分では『イノッチならできる』『イノッチにしかできないんじゃないか』と思うところもあるから、現場では私たちが癒やしになろうと思っています」と親心をのぞかせた。

若手警察官・高尾由真役の深川も「社長になっても良い意味で変わらないので甘えちゃう」と告白。さらに深川と羽田は井ノ原のアクリルスタンドも手に入れたという。井ノ原もうれしそうに「仕事場の机にまいまいのカレンダー置いてるよ」と笑顔を見せた。

新シーズンのキーワードは「引っ越し」。井ノ原は「お芝居をする環境、関係性も若干変わったり、全てのコンビがシャッフルされてリセットされるイメージ」と登場人物のプライベートや心情変化も醍醐味(だいごみ)だと語った。

新シーズンが自身2年目となる、深川は「家族のように受け入れてくれて、唯一無二の場所。続編に出させてもらうのが初めてなので同じチームの皆さんとまた作っていく、実生活と同じく積み重ねていく感じが楽しみです」。井ノ原は深川に「いい子が来てくれて良かった。地に足がついた子という意味で賢くて、お芝居も邪心がない」と絶賛した。

井ノ原は新シーズンに「いま1度帯を締め直す感じ。人間ドラマもいろいろと抱える中での事件となるど、どういう動きをするのか、面白さが作られていく」とした上で「今の時代っぽい、誰が悪いわけでもなく、深い。ぞわぞわ、もやもやする、だけどスカッともする話がやってきます」とアピールした。