歌手でKONDO RACING代表兼監督の近藤真彦(58)が、全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催する日本レースプロモーション(JRP)の取締役会長に就任することが5日、発表された。前任の中嶋悟氏(70)に代わり、28日の取締役会で選任される。

近藤は1979年(昭54)にTBSの連ドラ「3年B組金八先生」で俳優デビュー。翌80年に「スニーカーぶる~す」で歌手デビューした。トップアイドルとして活躍する一方で、84年に富士フレッシュマンレースにスポット参戦。88年から93年(平5)にかけて全日本F3選手権に参戦した。その後もル・マン24時間、全日本GT選手権、F3000、フォーミュラ・ニッポンに参戦した。

98年にKONDO RACINGを立ち上げて、全日本スーパーフォーミュラ選手権やスパーGT選手権に参戦。20、22年にはGT300クラスでシリーズチャンピオンに輝いている。

近藤は「とても身の引き締まる思いです。JRPがどうあるべきかを考え、より一層発展させるよう全力で取り組んでまいります」と話している。