NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第111話が10日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、舞(福原遥)が働く「こんねくと」に、津田道子(たくませいこ)にプロポーズを断られた久留美(山下美月)の父佳晴(松尾諭)がやって来た。佳晴は指輪を作って欲しい、もう1度きちんと道子にプロポーズをしたいということだった。道子は金属アレルギーで、アクセサリーを全く身に着けておらず、道子でもつけられる指輪を作り、渡して正直な気持ちをぶつけたいと話した。

舞らは板金屋の我妻(久保田磨希)に相談。チタンで作る指輪や他のアクセサリーのデザイン画を見せた。我妻の了解も得て、早速、アクセサリー作りが始まった。そして佳晴の運命の日がやってきた。舞は出来上がった指輪を佳晴に渡し、佳晴は道子のところに向かった。ラグビー姿で2度目のポロポーズは成功。チタンの指輪を道子の薬指にはめた。その後、舞の会社にはチタンで作ったアクセサリーの注文がたくさん入り、会社が軌道に乗り始めた。

博多大吉は「なんか予告、進んでましたね」と朝ドラ受け。鈴木奈穂子アナが「赤ちゃんもだし、ばんば? 来週に。なんかドキドキしましたけど」と話すと、大吉が「なんかちょっと心配な感じで」と答えた。博多華丸が「プロポーズ成功しましたね。うれしいです。華丸チーズとしても」と話を振ると、大吉が「華丸チーズ? ドーベルマン望月みたいな感じで言ってますけど。誰からも呼ばれてない。なんやねん華丸チーズって」と突っ込んだ。佳晴のラグビー姿でのプロポーズに大吉は「いや~、お父さん一世一代のコスプレというか、元に戻ったというか」とコメントした。

同ドラマは時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。