タレント堺正章(76)、俳優西田敏行(75)、岸部一徳(76)が19日放送されたフジテレビ系対談番組「ボクらの時代」(日曜午前7時)に出演した。

堺は「ザ・スパイダース」のメインボーカル、岸部は「ザ・タイガース」のベーシストとして、グループサウンズ(GS)をけん引した時代を振り返った。堺が「僕らの方がちょっと先輩でね。タイガースは、実はスパイダースのファンクラブに入っていた」と明かすと、岸部は「そうなんですよ。まだ大阪でアマチュアでやっているころに、ファンクラブに入って見に行きました。あこがれのバンドでした」とリスペクトを語った。

ファンの集いでまだアマチュアだったタイガースと話した際、堺は「アマチュアでやっているのは楽しいけど、プロの道は厳しいぞ」とアドバイスしたという。「よく考えた方がいいよと、生意気にも言っちゃったのよ。そしたら、半年後に俺たちを追い抜いていった」と大笑い。西田も「絶大な人気でしたからね」と応じた。

ジュリーこと沢田研二の加入で一気にタイガースの人気に付いたとし、岸部は「大阪から東京へ、スパイダースを追いかけて」と上京の経緯を披露。堺は「俺たちを踏みつけてね。足形が残ってますよ、背中に」と笑わせた。