22日夜にWBC決勝の日本-アメリカ戦を午後7時から緊急再放送することを決めたTBS系の同日付新聞(夕刊)「ラテ欄(ラジオ・テレビ欄)」の縦読みが「日本中に感動をありがとう」と並べられた。

ラテ欄の文言は「日本中が歓喜に沸いた 本当に強かった侍J! 中国戦~始まった挑戦 に元気をもらい…一体 感だペッパーミル!躍動する大谷翔平に選手を束ねたダルビッシュ あつい想いの侍があめ りかの地で夢かなえた がんばる姿で夢与えた とびら開いた新時代も う一度歓喜再び!!」となっている。

同局は、前日の準決勝日本-メキシコ戦と同様、日本時間午前7時からテレビ朝日系で放送された同試合を、同日午後7時から「緊急放送!WBC決勝 日本×アメリカ~世界一の歓喜をもう一度!~」と題して、日本-アメリカ戦を再放送することを発表。実況は同局新夕悦男アナウンサーが務め、槙原寛己氏、上原浩治氏が解説を務める。

同時間帯に予定されていたバラエティー番組の「ワールド極限ミステリー」3時間スペシャル枠を変更しての緊急放送。同局は「過去最強の呼び声が高かった侍ジャパンがアメリカと繰り広げた最後の激闘をもう一度お送りする。白熱の試合展開と歓喜の瞬間は必見だ!」と呼びかけている。

同試合は、午前7時からテレビ朝日系で生放送された。平日朝からの放送ということで朝の生中継を“見逃した”層などにも対応したとみられる。前日の準決勝「日本対メキシコ」戦も急きょ再放送し、平均世帯視聴率が、19・8%(関東地区、平均個人視聴率13・1%)だった(ビデオリサーチの調べ)。