女優趣里(32)が24日、NHK大阪放送局で、ヒロインを務める次々期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(今秋スタート)の収録をスタートした。

戦後の大スター“ブギの女王”笠置シヅ子さんをモデルにした同ドラマ。大阪の銭湯「はな湯」の看板娘・花田鈴子が、大スター歌手へと成長していく様を描く。鈴子の父親役は柳葉敏郎(62)、母親役は水川あさみ(39)。

クランクインのこの日は、柳葉、水川らと「はな湯」でのシーンなどを収録。趣里は「ついにクランクインしました! いよいよ始まるんだなという緊張感とともに現場に入りましたが、はな湯のメンバーは楽しい方ばかり」と感謝。

約10カ月続く長丁場の収録が控えるが、早くもスタッフ、共演者とも打ち解けたようで「みなさん本当にあたたかく迎え入れてくれて安心しましたし、家に帰って来たかのような、ほっとする笑顔が自然とわき出てくる楽しめる現場です」。早くも収録完走へ向けて「1年間、いつでも笑顔を忘れずに、支えてくださるすてきなキャスト・スタッフのみなさんと一緒に精いっぱい頑張っていきたい」と抱負を寄せた。

また、柳葉は「朝ドラの現場を目いっぱい楽しんでいます。花田家やはな湯の皆さんから、たくさん刺激をいただきワクワクしっぱなしです。梅吉の人生を、一生懸命、生きていきます!」。

水川は「初日から和気あいあいとにぎやかな空気だし、はな湯に集う愉快な仲間達も個性豊かで毎シーン、笑わされています。そして趣里ちゃんが、ピカピカと周りを照らす太陽のようなお芝居でみんなを魅了しています」と言い、ヒロインの大役を担う趣里に感心していた。

ドラマ収録は、鈴子の幼少期から始まり、3月14日からスタート。この日から、趣里らが入り、今後はドラマ舞台の地・香川などでもロケを予定している。