NHK大河ドラマ「どうする家康」12話「氏真」が26日、放送された。

劣等感をこじらせた闇落ちキャラ、今川氏真の壮絶な結末が描かれ、溝端淳平(33)の鬼気迫る演技に「すさまじかった」「氏真が悲しすぎる」「今まで見た溝端淳平でいちばん美しい」などとSNSが称賛。「溝端淳平」がトレンド入りした。1話から登場した氏真の物語にひとつのピリオドが打たれた。

物語は、武田信玄に駿府を攻め込まれ、家臣にも見限られた氏真が、一度は死を選びながらも生きる決断をするまでが描かれた。

亡き父、今川義元(野村萬斎)から「将としての才はない」と告げられたエリートの苦悩が回想シーンで明らかにされ、孤独とコンプレックスでゆがんでいった様子が描かれた。今川館で兄弟のように育った徳川家康(松本潤)との掛川城での一騎打ちや、明らかになった義元の本心、冷たくしてきた妻、糸(志田未来)とのクライマックスなど、SNSでは「氏真スペシャル」の声も聞かれた。

鬼気迫る涙と、戦いから「降りた」後の涙に、「溝端淳平なんと素晴らしき」「ボロボロの姿で涙を流す溝端淳平が美しい」「いい氏真だった」「このドラマの溝端淳平最高すぎる」「切なくて泣いた」など多くの反響が寄せられた。志田未来との夫婦の物語についても「溝端淳平くんと志田未来ちゃんのラインの演技が良すぎて」「志田未来と溝端淳平が安定的に芝居がうまい」など多くの声が寄せられた。