NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8時)が最終回を迎えた31日、ヒロイン・岩倉舞を演じた福原遥(24)、舞の夫となった貴司役の赤楚衛二(29)、舞の父の浩太役の高橋克典(58)が、東大阪市で行われる「舞いあがれ!感謝祭」前に取材に応じた。

最終回をオンエアで見たという赤楚は「気持ちがあふれすぎてしまって、いまだにぼんやりしている」と語った。

「舞いあがれ!」に登場した詩や短歌を集めた詩歌集「トビウオが飛ぶとき」がKADOKAWAから刊行される。貴司がドラマの中で詠む短歌はSNSなどで評判となり、異例の刊行となった。

赤楚は今後の創作意欲について「31文字の限られた文字数の中で、言葉選び1つで余韻が変わってきたりする。貴司が言っていた自分のぴったりの言葉をずっと探し続けるのは自分との対話にもなる。頭の整理になる。歌にして残していくのはおもしろい」と語った。