フジテレビ山崎夕貴アナウンサー(35)が27日、夫のピン芸人、おばたのお兄さん(34)のYouTubeチャンネル「おばたのお兄さんといっしょ」に出演し、過去に1度流産していたことを明かした。

おばたのお兄さんが「同情してほしいわけではない。寄り添える動画にしたい」と冒頭で前置きした。山崎アナはウェブ記事で流産の経験していることを明かしているという。「こういう記事とか動画自体を見ることがつらいときもあるんだけど、一方で自分1人じゃないんだって勇気をもらえるタイミングもあったりするの。そういう方たちに向けて、寄り添える記事になったらいいなと思って」と公開した意図を説明した。

さらに、前回の動画で不妊治療に取り組んでいたことも明かしている。「流産って本当に珍しいことじゃなくて。そういう心構えというか、誰にでも起こり得るというか。知っててもショックなんだけど。知らないことも多かった」と語った。

体外受精後に流産したといい、おばたのお兄さんは「かなしい気持ちと申し訳ない気持ち」と語った。山崎アナは「初めて妊娠できたっていう喜びが大きかったから、不安な毎日だったけど、いざそれを目の当たりにすると、心構えしてても…身体的な負担も結構あるから。仕事も休まないといけないから。ちょっと急すぎて、理由を言うのもつらかった。次に向けての気持ちの整理もあるから…」と話した。

流産後、おばたのお兄さんの言葉が支えになったという。山崎アナは夫から「『世間体とか家族のこととか、そういうことで、子どもをつくんなきゃとか、もしそういう気持ちになっているとしたら、本当に(無理しなくて)いいからね』って言ってくれたことがすごくうれしかった」と明かした。それと同時に「ある程度(産めない)覚悟はした」ことも告白した。

さらに「(夫が)子どもが好きって知ってたから。私と結婚してていいんだろうか」と悩んだという。そんな時、おばたのお兄さんが「夕貴ちゃんがいてくれればいいから」と励ましてくれたことで「安心感につながった」ことも明かした。

山崎アナは現在、「ワイドナショー」(日曜午前10時)「Mr.サンデー」(同午後10時)に出演中で、ともに今後の予定は未定。産休に向けて体調と相談しながら、レギュラー番組を卒業する。今夏出産予定。

◆山崎夕貴(やまさき・ゆき)1987年(昭62)8月4日、岡山県生まれ。岡山大経済学部在学中の07年、第25代倉敷小町(親善大使)。10年4月にフジテレビへ入社し「めざましテレビ」「ノンストップ!」「とくダネ!」「ポップUP!」に出演。今年2月からは産休で3月末退社の三田友梨佳アナ(35)から「Mr.サンデー」のアシスタントキャスターを引き継いだ。趣味は映画観賞、旅行、カラオケ、ピアノ。英検2級、漢検2級、書道十段。18年3月にお笑い芸人、おばたのお兄さんと結婚。モットーは「必要なことは、必要なときに、必要なだけ起こる」。血液型O。※山崎の崎はたつさき。