第26回日刊スポーツドラマグランプリの年間投票がこのほど行われ、主演女優賞は日本テレビ系「ブラッシュアップライフ」の安藤サクラ(37)に決まった。バカリズム(47)が脚本を務める同作で、何度も人生を生き直す主人公をコミカルに演じきった。

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バカリズムさんの描く緻密で大胆な脚本に心震わせながらスタッフキャストみんなで共に面白いものを探求し、わくわくしながら作っていました。毎日心地よい刺激を受けて楽しく演じていました。この作品で心強い仲間と友人が出来て私自身の人生が1周目にしてかなりブラッシュアップされたように感じています。今も、たくさんの方からドラマ見てたよとにこやかに声をかけていただきます。視聴者の方とも同士のような気持ちになれるすてきなドラマに出会えたことを心から感謝しています。素晴らしい賞をありがとうございます。

◆安藤(あんどう)サクラ 1986年(昭61)2月18日、東京都生まれ。12年映画「かぞくのくに」でブルーリボン賞主演女優賞、18年映画「万引き家族」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞。今年6月には主演映画「怪物」公開。母はエッセイスト安藤和津、姉は映画監督の安藤桃子。12年に柄本佑と結婚。17年6月に第1子出産。160センチ。血液型A。

◆日刊スポーツドラマGP 3月30日から4月6日まで、日刊スポーツのホームページ「ニッカンスポーツ・コム」やスマホサイト「ニッカンエンタメプレミアム」などで、昨年4月から今年3月までの連続ドラマを対象に「主演女優賞」「主演男優賞」「助演女優賞」「助演男優賞」「作品賞」を選ぶアンケートを実施。投票総数74832票で、10代4893票、20代1万2027票、30代1万2461票、40代1万9527票、50代1万9210票、60代以上6707票、無回答7。