女優波瑠(31)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「わたしのお嫁くん」(水曜午後10時)の第4話が3日に放送され、平均世帯視聴率が5・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日、分かった。第1話から6・1%、6・4%、6・8%だった。平均個人視聴率は3・1%。第1話から3・4%、3・5%、3・8%だった。

波瑠は「水10」初主演で、同枠初の女性主人公。大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」で営業部に勤めるOL速見穂香(はやみ・ほのか)を演じる。大手家電メーカーで営業神と呼ばれるほどのエリート社員だが、プライベートでは“汚部屋”で暮らすズボラ人間であるということを隠していた。

波瑠と初共演となる俳優高杉真宙(26)は、穂香と“お嫁くん”としてルームシェアをすることになる山本知博(やまもと・ちひろ)を演じる。穂香の同僚で、入社3年目の後輩社員。三人兄弟の末っ子で、個性の強い兄に溺愛されながら育ってきた過去がある。

第4話で穂香は、知博との同居を許してもらうために、知博の兄たち--正海(竹財輝之助)と薫(古川雄大)に「私、速見穂香は、このルームシェア中に山本知博さんに絶対に手を出しません」という誓約書を提出して説得する。だが穂香は、好きな相手がいると言っていたはずの知博が、優しく接してくれたり、ふいに手をつないできたりする度に、彼のことが気になって仕方がない。穂香は「気になっているだけなら引き返せる」と自分に言い聞かせながら知博と接する。

一方、知博と同期の人事部社員・赤嶺麗奈(仁村紗和)は、穂香と知博の仲を引き裂こうと画策する。穂香が別の男性と付き合えば、知博とのルームシェアも解消されるはずと考えた赤嶺は、その役目を古賀一織(中村蒼)に担ってもらおうと、ビアフェスタのペアチケットを手渡し、穂香を誘ってほしいと頼む。

だが、赤嶺のもくろみとは裏腹に、古賀は知博にも声をかけてしまう。その結果、ビアフェスタにはなぜか穂香、知博、赤嶺、古賀の4人で行くことになってしまう。