桐谷健太が主演するテレビ朝日系ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(木曜午後9時)の第5話が11日に放送され、平均世帯視聴率が7・4%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・1%だった。

前週の世帯は7・4%、個人は4・2%。

「出世」「結婚」「手柄」など人間味たっぷりの願望を抱えた元体育教師の刑事、仲井戸豪太(桐谷)が、周囲とぶつかり合いながら事件解決に向け奮闘するサスペンスコメディー。刑事、検事、裁判官と異なる立場や経歴の人物たちが対立しながら交わっていく姿を描く。脚本は福田靖氏。

◆第5話のあらすじ

横浜みなとみらい署の署長・牛島正義(伊藤淳史)は、初めて高校の同窓会に出席。高校時代に片思いをしていた同級生・城山由希子(黒川智花)と久々に再会を果たす。相変わらずかれんで清楚(せいそ)な由希子から、39歳という若さで署長を務める今の自分を褒められ、うれしさで胸がいっぱいになる。ところが突如、楽しい同窓会の空気が一変する事件が起こってしまう。なんと牛島の目の前で、同窓生・津川亮太郎(敦士)が赤ワインを口にした瞬間、泡を吹いて倒れ、亡くなってしまったのだ!

まもなく津川の死因は、ワインに混入された劇薬による急性中毒だと判明。出席者の1人が撮影していた動画や聞き込みの結果から、津川が同窓生の誰かからワイングラスを受け取ったことも分かる。だが、動画からも肝心な相手は特定することができず…。

つまり、犯人候補は牛島も含む同窓生49人!署長が捜査対象者になるという前代未聞の事態に戸惑いながらも、豪太ら横浜みなとみらい署強行犯係の面々は捜査を開始。県警の捜査一課長・見城長一郎(池田成志)の指揮のもと、横浜地方検察庁みなと支部の検事・二階堂俊介(北村有起哉)&立会事務官・仲井戸みなみ(比嘉愛未)らとともに調べを進めていく。