女優芳根京子主演の日本テレビ系4月期ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(水曜午後10時)の第6話が17日、放送され、平均世帯視聴率3・7%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は1・9%だった。

なお、第1話は平均世帯6・0%、個人3・3%、第2話は平均世帯4・5%、個人2・4%、第3話は平均世帯4・3%、個人2・5%、第4話は平均世帯3・4%、個人1・9%、第5話は平均世帯4・2%、個人2・3%だった。

芳根演じる飲料メーカーの新米社員が、ジャニーズWEST重岡大毅演じるエリート上司とタッグを組んでライバル企業と“知的財産バトル”を繰り広げるオフィスエンターテインメントドラマ。同名小説原作で、脚本は「半沢直樹」や「下町ロケット」などで知られる丑尾健太郎氏が手がける。

第6話では亜季(芳根京子)と北脇(重岡大毅)が見守る中、「カメレオンティー」の試飲会に、五木(渡辺大知)の大学の後輩の若菜(桜井日奈子)たちがやってきた。彼らは人気商品「ジュワっとフルーツ」の炭酸バージョン「ジュワっとフルーツ・スパークリング」を、開発部と共同開発中。通称「ジュワフルスパークリング」の試作品を飲んだ亜季は、その独特の口当たりに感動する。

若菜は、学会でこれまでの研究成果を発表するつもりだというが…。学会で技術を発表してしまうと、特許の取得に必要な「新規性」が失われてしまう。亜季と北脇は、特許の出願まで学会発表を待ってほしいと若菜を説得するが、学会発表の要旨の提出期限は2週間後。共同開発に参加していた狩野(若林時英)は、北脇に正論で諭され、エキサイトしてしまう。

思わず「ビジネスに正義なんてない!」と、北脇のように強引に議論を終わらせてしまった亜季は、自己嫌悪。2週間で「ジュワフルスパークリング」の特許を出願する方法がないか模索する。しかしそんな中、大学側から共同開発の打ち切りが申し入れられ…。