TBSが31日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行った。5月2日に放送した、同局系朝の情報バラエティー番組「ラヴィット!」(月~金曜午前8時)韓国ロケ企画での出演者の不適切行為に言及した。

同局佐々木卓社長は「まず、韓国のお店と関係者の皆さまに大きなご迷惑をおかけしました。番組を楽しくご覧になっていた視聴者の皆さまにも不快な思いをさせてしまいました。大変申し訳なく思っております」と謝罪した。

放送部分は収録であったが、編成担当の瀬戸口克陽局長は「放送においては制作側に責任がありますので今回においては配慮に欠けていたと思います」とコメントした。

問題となった韓国旅ロケ企画では、相席スタート山添寛が1度手にしたつまようじを、店頭に商品として並べられた唐揚げに直接刺して食べる場面がオンエア。この行為について5日の番組エンディングで田村真子アナウンサーが「視聴者の皆さまからさまざまなご指摘を受けました。番組として不適切であったと深く反省しお店に直接謝罪をさせていただきました」と謝罪していた。

さらに8日には同じくMCを務めるお笑いコンビ、麒麟の川島明(44)も「先週火曜のロケ内容でご迷惑をかけた方々、そして不快に思われた視聴者の皆さま、本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げて謝罪。「ラヴィットはこれから、また心から皆さまに笑ってもらえる番組作りを目指しますんで、これからもよろしくお願いします」と呼びかけた。