演歌歌手の三山ひろし(42)が2日、都内で、デビュー15周年リサイタル「~ありがとう 感謝を込めて~」を行った。

リサイタル前に取材に応じ、「自分の歩んできた15年は間違えではなかったなっていうのを、再確認できるリサイタルにしたいです」と話した。7月5日に発売する新曲「北海港節」の初披露など、全23曲をパフォーマンスする。太鼓やドラム、ギターなどさまざまな楽器にも挑戦。「ドラムの演奏がとても上手ですねというお声をいただいているので、進化させて、オリジナル曲をやろうと思いました」と笑顔を見せた。

リサイタルを通して、15年の歩みも表現するという。「三山ひろしがどうやって生きてきたのかというストーリーもいれています。この15年、故郷を離れてからみなさんと過ごしてきた長い時間を。見せたかった人はお亡くなりになりましたけど…」と09年のデビュー曲「人恋酒場」を手がけ、19年8月に死去した師匠であり、作曲家の中村典正さんを思うと涙ぐんだ。

一呼吸置いてから「その方に、天国で『これから先しっかり頑張っていけよ』って思ってもらえるような周年にしたいです」と言葉に力を込めた。年末には「NHK紅白歌合戦」で恒例となった、けん玉ギネス世界記録への挑戦の期待もかかる。昨年は127人に挑戦しており、「今年は128人になるかもしれませんし、130人を超えるのか、どうなるかわかりませんが。常にいつ見ても、飽きない三山ひろしになりたいです」と意気込んだ。

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