Mr.Children桜井和寿(53)が4日、東京・日比谷公園で行われた、「祝・日比谷野音100周年 日比谷音楽祭2023」に大トリで出演した。

前日3日から2日間で行われた音楽祭。公園内には複数のステージが設置され、メインとも言える大音楽堂では3日に1回、この日2回のスペシャルライブが行われ、さまざまなアーティストらが出演した。この日昼に行われた「Hibiya Dream Session2」にはサプライズゲストのB’zの他、石川さゆり、KREVA、秦基博らが出演。夜に行われた「Hibiya Dream Session3」にはSO-SO、さらさ、日比谷ブロードウェイらが出演し、音楽祭の大トリとして出演した。

2年ぶりの出演となった桜井は、この日のために行った実行委員長の亀田誠治氏とのミーティングの様子を明かしながら、音楽祭への思いを語った。コロナ明けから「一歩踏み出そうということで」と、まず1曲目に「東京」を熱唱した。

その次は「亀田さんがリクエストしてくれた曲です。私はあまり良さが分かっていないのですが…。というのも、デビューして3枚目かな? 4枚目かな? それぐらいの感じで。とにかくタイアップに必死だったので」と当時のリアルな状況を吐露。「コロナが明けた今だからこそ響くのではと亀田さんに言われまして」と、93年に日本テレビ系で放送されたドラマ「同窓会」の主題歌「CROSS ROAD」を披露した。

往年の名曲の連続に、会場の熱気は最高潮に。桜井は「味わったものをかみしめたまま帰って下さい。最後はシーソーゲーム!」と絶叫すると、さらに会場は大盛り上がりとなった。「東京」「CROSS ROAD」「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」と豪華3曲で日比谷音楽祭を締めくくった。【佐々木隆史】