食作家の園山真希絵さん(45)が8日、東京・渋谷スクランブルスクエア1階のスイーツ売り場で和洋折衷「糀愛■チーズケーキ」の限定販売を始めた。21日まで、和と洋のテイストを取り入れたチーズケーキを扱う。

「人間もより良く発酵+免疫力アップ」がテーマ。材料は小麦や白砂糖を使わず、北海道・釧路の生乳で作られたクリームチーズ、瀬戸田のレモン、出雲の大納言小豆、出雲の藻塩、奥出雲の米ぬか、十勝大豆のおから、愛知のやわ恋もち粉、熊本ミズホノチカラの米粉、長野の甘酒、群馬の白みそ、奄美大島のサトウキビの素炊糖(すだきとう)を厳選している。

園山さんは「『食』という字は『人』に『良』と書きます。人は年を重ねることで腐りもしますが、発酵してよりよくなります。それが発酵をテーマにした理由です」と話している。

出雲の粒あんを敷き詰めたチーズケーキは、レモンのサッパリした風味もあって甘すぎない。園山さんは「和洋折衷のチーズケーキですから、お酒の好きな方には日本酒、焼酎、ワイン、ビール、ウイスキーなどにも合います。それと、おからや米ぬかを食材に取り入れることで、地球にも優しいスイーツです」。

高校時代は、現在よりも30キロも体重があったという園山さん。「身体にいいものを食べることで、ダイエットしました」と「人」に「良」い「食」を実践している。

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