中居正広(50)が10日、司会を務めるテレビ朝日系情報番組「中居正広のキャスターな会」(土曜正午)に出演し、1日に7冠を達成した藤井聡太7冠(竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=20)の強さに驚愕(きょうがく)した。

この日の放送では藤井7冠を特集。人間は将棋でAIにほぼ勝つことができないと言われつつある中、今年5月に行われた叡王戦の菅井竜也八段(31)との対局で、藤井7冠が指した手がAIによって「悪手」と判定されたのにもかかわらず、その手が勝利の契機となったことが紹介された。

タレント劇団ひとり(46)が「AIが本気出したのと、藤井名人の本気はどっちが強い?」と質問すると、堤伸輔氏は「これは仮説ですよ」と前置きしながら「AIと藤井名人がそれぞれ最高のパワーでやったら、やっぱりAIの方が強いだろうと思います。でも時間限られたり、数秒でやったら、AIは(藤井名人に)勝てないわけです。だから名人クラスでもAIに勝てないだろうと思われたのを、少なくとも部分的には藤井名人は上回れている」と説明。この話を聞いた中居は「ひぃ~」と声に出して笑い、「人間はAIに永久的に勝てないっていう話があるじゃないですか。それを上回るかもしれないの?」と驚きの表情を見せた。