女優波瑠(32)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「わたしのお嫁くん」(水曜午後10時)の最終回が21日に放送され、平均世帯視聴率が6・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。第1話から6・1%、6・4%、6・8%、5・6%、5・0%、5・5%、5・3%、5・2%、4・9%、4・9%だった。平均個人視聴率は3・6%。第1話から3・4%、3・5%、3・8%、3・1%、2・8%、3・0%、3・0%、3・1%、2・8%、2・6%だった。

波瑠は「水10」初主演で、同枠初の女性主人公。大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」で営業部に勤めるOL速見穂香(はやみ・ほのか)を演じる。大手家電メーカーで営業神と呼ばれるほどのエリート社員だが、プライベートでは“汚部屋”で暮らすズボラ人間であるということを隠していた。

波瑠と初共演となる俳優高杉真宙(26)は、穂香と“お嫁くん”としてルームシェアをすることになる山本知博(やまもと・ちひろ)を演じる。穂香の同僚で、入社3年目の後輩社員。三人兄弟の末っ子で、個性の強い兄に溺愛されながら育ってきた過去がある。

最終回で穂香は、知博からプロポーズされる。しかし穂香は、知博の言葉を遮り「ちょっと距離を置いた方がいいかも」と告げてマンションから出て行ってしまう。突然のことに知博は動揺してしまう。するとそこに、古賀一織(中村蒼)が尋ねてきて「俺んとこ、嫁に来ん?」と告げる。

古賀は「ラクーン・エレクトロニクス」が福岡に立ち上げる調理家電の開発に特化した子会社への移籍がすでに決まっており、それに伴い、営業部からもうひとり、立ち上げメンバーとして子会社に連れて行く人物を選ぶことになっていた。そこで古賀が白羽の矢を立てたのが知博だった。知博は、古賀が穂香を連れて行くつもりだと勝手に思い込んでいた。それを知った古賀は、知博のことを一番よく知る穂香に相談していただけだ、と打ち明ける。そのとき穂香は「山本くんなら大丈夫」と答えたのだという。

穂香の本当の思いを知った知博は、決断を迫られる。