タレントのラサール石井(67)が30日、ツイッターを更新。

マイナンバーカードを返納する決め手となった出来事についてつづるとともに、一部の憶測を否定した。

ラサールは26日、「私は本日マイナンバーカードを返納しました」と報告し賛否を呼んだ。今回の投稿では、初めて受診した総合病院で診察カードを作ろうとした際の出来事について書き出した。

「『マイナンバーカードを読取機に入れて』と言われ、咄嗟のことでつい入れてしまった」というラサール。その後、様々な質問が表示され、その中に「このカードを今後保険証として使いますか」といった趣旨の質問があったという。「そこまで説明は何も聞かされてはいない。そこで口頭で『あの、マイナンバーを保険証にしたくないんでが』と言うと初めて『では紙の保険証を出してください』と来た」と手続きの流れを記した。

マイナンバーカードと健康保険証を紐付けることについての詳しい説明なく手続きが進められることに「なんだよ。高齢の方だったら素直に流れで『はい』って押しちゃうだろう。これは誘導じゃないか。きったねえ!」と憤慨。「翌日私はマイナンバーカードを返納した」と振り返った。

また、「マイナンバーカードを返納したと言ったら、『あんなに批判してたのに作ってたのか』『ポイント貰ったんだろう』とほざく輩がワラワラ」と、批判や憶測が寄せられたという。マイナポイントについては「私は新し物好きで、コンビニで住民票取れるなら楽だと、いっちばん早い頃作ったのだ。色んなものと紐付けの話が出てくる前だ。だからポイントも貰ってない。そもそも私はポイントに興味ない」と説明した。

その上で、「保険証や銀行口座と紐付けされるという話になって初めてヤバいと思った。紙の保険証廃止が決まり、これは抵抗するには返納するしかないと思った」と、返納を決意した理由を示し、「さあ、返納一揆だ」とつづった。