20年4月に韓国デビューした、9人組ボーイズグループCRAVITY(クレビティ)が、5日にシングル「Groovy -Japanese ver.-」で、日本デビューした。このほど、日刊スポーツのインタビューに応じた。

ついに今日、日本デビューした。

ミニ(20) 「ついに日本のLUVITY(ファンの通称)に日本語での曲を聞かせてあげられるなあと思って、とてもうれしかったです」

ジョンモ(23) 「日本でデビューすることが僕のバケットリストの1つだったので、ついにそれが成し遂げられると思ってワクワクしました」

22年6月に初来日公演を行い、先月には大阪、横浜でワールドツアーの日本公演を行った。コロナ禍でデビューしたグループにとっては、初の日本での歓声だった。

リーダーのセリム(24) 「今まで日本で公演を行っても、いつもLUVITYの声が聞けない状態でした。でも今回の公演で皆さんの声、特に応援方法をとても上手にしてくれるということを初めて知って、とても幸せな時間でした」

数回来日しているが、日本は大好きだという。

ミニ 「(日本語で)LUVITYが本当に優しい。だから、公演会場の雰囲気もとてもいいです」

ヒョンジュン(20) 「僕の口に合う食べ物が日本は本当にたくさんあります。日本でたくさん食べたいから、来日前は必ずダイエットをしてから来ます(笑い)。ひつまぶしが一番大好きです」

ウォンジン(22) 「(日本語で)今回僕が大阪で、お好み焼きをご飯の上に乗せて食べましたけど、それがとってもお美味しかったです」

アレン(24) 「いつも日本の皆さん温かく歓迎してくれるので、日本に来るたびにとても幸せです。特にファンの皆さんを待たせっぱなしだったので、申し訳ないなと思ったんですが、それにもかかわらず温かく歓迎してくださって幸せです」

ウォンジンは最初から最後まで、通訳を介さずに日本語で回答してくれた。どうやらアニメやドラマなどを通じて、日本語を学んでいるようだ。

アレン 「今回僕たちは日本デビューするということが決まったので、日本語をちゃんと勉強したいなと思って勉強を始めてます」

日本デビューを飾るシングルのタイトル曲は、今年3月に韓国でリリースされた、「Groovy」の日本語バージョンだ。爽やかでテンションが上がる1曲だ。

ウビン(22) 「僕たちが元々、韓国で『Groovy』でプロモーションを行っていたんですが、その曲を日本語にして日本デビューすることになりました。韓国語の『Groovy』よりもさらに清涼感あふれる、そして夏に合う曲に少し変わっているかなと思います」

MVも日本語バージョンで撮り直した。

テヨン(20) 「ミュージックビデオも韓国バージョンとはまた違って、『Groovy -Japanese ver.-』は、さらに夏っぽい感じがしますし、みんなで楽しい感じのミュージックビデオになりました」

楽曲の注目ポイントは。

ジョンモ 「全部に注目してほしいんですが、全体的に曲調が明るく進んでいって、後半でダンスブレークになるので、そこにぜひ注目してほしいです」

日本デビューしたことで、日本での活動もさらに力を入れていく予定だ。

ソンミン(19) 「(日本テレビ系)『しゃべくり007』に出演したいです。芸能人がとても面白くて、私もいつか出演したいと思いました」

アレン 「呼んでくださるのなら、どの番組でも、もう喜んで出演します!」

ウォンジン 「(日本語で)モニタリングに出たいです!」

まさかの音楽番組より先にバラエティー番組の名前が出てくることに記者が笑ってしまった。それもまたこのグループのいいところだ。その後も日本で行きたいところなどを答えてくれた。

ジョンモ 「札幌の温泉に行ってみたいです」

セリム 「富士急ハイランドがいいです」

ソンミン 「(日本語で)僕はいつかドームツアーをやりたいです!」

日本だけでなく、海外でもCRAVITYを心待ちにしているファンは多い。

ヒョンジュン 「インドネシア、シンガポールに行ってみたいです」

アレン 「今回のワールドツアーには入っていないのですが、南米で待ってくれているLUVITYもいるし、あとはヨーロッパで待ってくださっているLUVITYもいるので、いつか必ず行きたいなと思います」

かわいい、かっこいい。両方のコンセプトをこなせるのが強みだ。生歌にも安定感がある。ライブでは、ファンから「かわいい」の声が圧倒的に多い。そこで、本人たちに「かわいい」「かっこいい」、どちらがうれしいのか聞いてみた。

ヒョンジュン&ミニ 「かわいい」に挙手。

他のメンバー 「かっこいい」に挙手。

ジョンモ 「『かわこいい』がいいです」と、謎の造語で笑いを誘った。

20年に発売したデビューアルバムは、韓国のHANTEOチャート上半期アルバムチャート新人部門1位を獲得。20年にデビューしたグループの中で、最も高いアルバム販売量を記録し、同年年の新人賞を多数受賞した。その後も成長を続け、多様な姿を表現している。今後の目標は。

ウォンジン 「(日本語で)幸せな時、つらい時、どんな時でも僕たちの事を思い出すとさらに幸せになれる。そんなグループになりたいです」

セリム 「いつでもLUVITYの力になれる、CRAVITYでありたいと思います。LUVITYがCRAVITYを思い浮かべた時、『あー幸せな思い出』と思えるような存在でありたいです」

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