直木賞作家今村翔吾氏(39)の記念館が26日、地元の滋賀県大津市のナカマチ商店街にオープンした。

地域活性化に取り組む地元のトヨタモビリティ滋賀が発案し、今村氏が快諾した。同商店街は今村氏の直木賞受賞作品「塞王の楯」の舞台である大津城の敷地に重なるとされ、大津の魅力発信には欠かせない場所だ。

今村氏の記念館は「YUKUMO KAERUMO大津NAKAMACHI(ゆくもかえるもおおつなかまち)」と名付けられた3階建ての建物の2階。1階はピザとワッフル、ビールの店で、3階はイベントホールになっている。

記念館は広さは約100平方メートル。廃城となった大津城のジオラマや「塞王の楯」の主人公の石工が城郭に築いた「穴太(あのう)積み」の石垣の水墨画を展示している。

オープニングイベントに出席した今村氏は「地元の町おこしに貢献できて、こんなに光栄なことはありません。ぜひ、足を運んでいただき、作品の世界を体感して欲しいです」と話した。

その後、今村氏は月いちレギュラーコメンテーターを務めるABC朝日放送「newsおかえり」に生出演。元衆院議員の金子恵美氏(44)とともに「ビッグモーター問題」などについて、コメントをした。