Snow Man向井康二(29)が22日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演し、デビュー当時を振り返った。

小学校5年生で事務所に入った向井は14年間、下積み生活を送った。「ずっと大阪で活動していました」といい、次々と東京へ向かう先輩や後輩に「寂しい気持ちと悔しい気持ち。どうしていったらいいかなという複雑な気持ちがありました。辞めようかなと思う時期もありました」と明かした。

両親にはあまり相談しなかったといい「ぼそっと『辞めたいな』『しんどいな』と出たときに、両親はやりたいことをやっていいと言ってくれたんですけど、心の中ではやって欲しいという気持ちがあったと思う。テレビに出たり、ライブに出ている息子を見るのが生きがいだったと思うので、やめられなかったですね」と振り返った。

グループでのデビューに「1人だけ関西だったので間とか。東京と大阪の間ってだいぶ違ったので正直、浮いていましたね。頑張りすぎていたし。元々いた6人はウエルカムだったんですけど、僕が気を使っていた部分はありました」。デビュー発表が行われた東京ドームにはサプライズで両親呼んでいたといい「お母さんお父さんは泣いていたといって。親孝行できたかなと思います」と話した。

デビューから多忙となった向井に、母はさみしがっているようで「LINEは1日10件以上来ますね」と明かし、「僕は親離れ早かったんですけど、うちの母は子離れできないタイプ。お風呂も高校くらいまで入ってましたね」。高校時代には母に内緒で実家の近所に部屋を借りていたといい「週4(実家に)帰って、3日自分の家に帰るスケジュールをしていて、自分の時間をつくっていました」と語った。