漫才コンビ「おかけんた・ゆうた」のおかゆうたさん(本名・井元保則=いのもと・やすのり)が22日、大阪市内の病院で、脳内出血のため、亡くなった。61歳だった。所属の吉本興業が25日、発表した。これを受け、相方おかけんたも事務所を通じて思いを寄せた。

おかけんた 週3(回)で透析を受けていた、ゆうたくん。私が劇場にいると、「おっ、相方どやねん」「ゆうた、元気してんの?」と皆さんが声をかけてくださいました。私の知る限り、こんなに皆さんに愛されてる芸人はいません。そんな時、相方からポツンときたメール、「漫才やりたいです。」

涙が止まりませんでした。それが実現した、台風の最中での3年半ぶりの漫才。舞台で私の肩を持って重心をとる相方が、愛おしくて愛おしくて、たまりませんでした。漫才が終わって、取材を受けた時のゆうたくんの言葉「1日でも長くやりたいというのがあるからね。」

ほんま、長く漫才やりたかった。旧暦の七夕の日に、天に召されたゆうたくん。この日だけでかまへんから、1年にいっぺん会って♪えぇ~漫才♪しょーな。

今までありがとう。

最高の相方、おかゆうたくん。