ジャニー喜多川前社長(19年に死去)の性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が9月7日に会見を行うことが31日、明らかになった。マスコミ各社に発表した。

同事務所は「弊社創業者である故ジャニー喜多川の性加害問題に関しまして、『外部専門家による再発防止特別チーム』による、調査結果報告書を受領いたしました。つきましては、本件に関する弊社の今後の対応につきましてご説明させていただきたく、お知らせ申し上げます」とした。

今月29日、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」(座長・林眞琴前検事総長)が都内で会見を行い、性加害の事実が認められたと報告。ガバナンスの強化などを提言し、藤島ジュリー景子社長の辞任などを求めていた。

再発防止特別チームの会見を受け、ジャニーズ事務所は29日に「『外部専門家による再発防止特別チーム』からの提言および会見内容を真摯に受け止め、今後に予定をしております弊社による記者会見にて、その取り組みを誠心誠意ご説明させていただく所存でございます。会見のご案内に関しましては、今暫くお待ちいただけますようお願い申し上げます」とコメントし、近く会見を行うとしていた。