柄本佑(36)が14日、都内で行われた、映画「春画先生」(塩田明彦監督、10月13日公開)完成披露舞台あいさつに登壇した。

同作は、江戸時代に全盛期を迎えた、人間の性的な交わりを描いた「春画」を愛する者たちの偏愛コメディー。劇映画で無修正の浮世絵春画が【R15+】で上演されるのは、日本映画至上初となる。

柄本はシックな黒色のセットアップで登場。登壇者全員が、同作のテーマカラーだというピンク色を身につけているとアナウンスされると、柄本はズボンをめくって靴下を見せ「ここにめっちゃピンクが入ってます」と説明した。自身の役については「一番最初に監督から『この役はいいかげんな色男ですから』と言われて、はい分かりました、頑張ります、と」語った。

主演の内野とは07年に放送された大河ドラマ「風林火山」で初共演したといい、「その後も節目節目でご一緒させていただいて、10代の頃からお世話になっています。今作で内野さんが抜きんでるお芝居をされていて、そんなところに自分が立ち会えて非常に光栄です」と話した。熱い称賛を受けた内野は「(風林火山の)あの頃やる気あるのかなって思ってたけど、たちまち立派になって」と目を細めた。

北香那(26)、安達祐実(42)も出席した。