ジャズオルガン奏者の佐々木昭雄さんが死去したことがわかった。息子でギタリストの佐々木秀尚が20日、自身のX(旧ツイッター)で報告した。

秀尚は、父昭雄さんについて「去る9月11日、自宅の庭で倒れ頭を強打し緊急搬送されました。その後一度も意識が戻ることなく、2023年9月15日早朝、静かに息を引き取りました。72歳でした。本日9月20日、家族葬にて葬儀を無事終えました」と報告。家族全員の不在時に起きた事故だったといい、「倒れた音を聞きつけてご近所さんがすぐに通報してくださり搬送、手術となり、あらゆるすべてを尽くしましたが生還は叶いませんでした。事故時の目撃者がいないとのことで警察の介入もありましたが、事件性の可能性はなしと判断されました」と経緯を説明した。

前日まで元気で、現在取り組んでいる楽曲のアレンジなどについても話し合っていたという。「まだこれからという時だったので、本人も一番驚いていることと思います。我々家族も正直まだこの事実を受け止められておりません。ご報告が今日になってしまったこと、何卒ご理解頂ければ幸いです」とし、「生前は父が大変お世話になりました。いずれ佐々木昭雄トリビュートイベント等開催できればうれしいです。その時はぜひ皆様にお集まりいただき、父の話に華を咲かせて偲んでいただければ本人も喜ぶことと思います」と呼びかけた。