9人組ガールズグループNiziUが30日に、シングルアルバム「Press Play」を発売し、韓国デビューすることが2日、分かった。20年のこの日は、12月にデビューすると発表した日でもある。3年後の同じ日に、韓国デビューを発表した。

同グループはオーディション番組「Nizi Project」から誕生し、20年12月「Step and a step」でデビュー。同年の「NHK紅白歌合戦」に初出場し、昨年まで3年連続出場を果たした。

22年5月に韓国で行われた、「KCON 2022 Premiere」に出演し、同国初パフォーマンス。海外のライブに初めて出演し、デビューから523日で、所属する「JYPエンターテインメント」がある韓国で、初パフォーマンスを披露。ライブでは、「ASOBO」の英語バージョン、そして、プレデビュー曲「Make you happy」の韓国語バージョン、21年の紅白歌合戦でも歌唱した「Take a picture」の英語バージョンを披露した。その後、ライブの後半に再登場。事務所の“先輩”である、TWICEの「Dance The Night Away」をカバーする、スペシャルステージを届けた。

同年10月8日には、韓国・釜山で開催された「釜山国際映画祭『アジアコンテンツアワーズ (Asia Contents Awards)』」に出演した。リーダーのMAKO(22)は、釜山国際映画祭の理事長であるイ・ヨンクァン氏とともに、韓国での練習生期間を経て培ったネーティブ韓国語を駆使し、最優秀作品を紹介する「ベストコンテンツ部門」にてプレゼンターを務めた。

これまでも、日本で発売した楽曲の韓国語バージョンを披露してきた。22年10月には「KCON 2022 JAPAN」で、「Step and a step」の韓国語バージョン、今年5月の「KCON JAPAN 2023」では、「Paradise」の韓国語バージョンを披露し、会場を魅了した。

昨年、初の単独アリーナツアー&東阪ドームライブ、計20公演を完走した。東京ドーム公演は日本国内女性アーティスト史上最速となり、記録も残した。先月、グループ2度目の単独ツアーを完走した。

そもそも今年は、海外活動にも力を入れていく予定だった。今年行った本紙のインタビューで、MAKOは「去年、海外でもイベントに参加させていただいたので、ちょっとずつ私たちも使える言語とかを生かしながら、また世界に向けての活動を広めて行けたら良いなって思いますね」と話していた。

先月、ZOZO(ゾゾ)マリンスタジアムで行ったツアーファイナルのライブ前の影アナで、MIIHI(19)は「次のステップへ向かうスタートの日でもあります」、RIMA(19)は「その新しいスタートラインに一緒に立ってくれてありがとう」と話していた。

デビューから約3年、ついに日本を飛び出し、世界へと羽ばたいていく。