「GANTZ」で知られる漫画家の奥浩哉氏が、自身の作品を手がけたアニメーターたちに向けて、「自由に色紙などのイラストに使用して欲しい」と伝えた。

「はじめの一歩」で有名な漫画家の森川ジョージ氏によるX(旧ツイッター)での発信をきっかけに、アニメーターが関わった作品のキャラクターを色紙に描いて自身のサインを入れることについて賛否両論が巻き起こっている。

これまで「GANTZ」や「いぬやしき」などの作品がアニメ化された奥氏は21日、「これは漫画家さんによって違って当たり前だと思うけど、僕の漫画に関してはアニメ化された場合関わってくださったアニメーターさんには自由に色紙などのイラストに使用して欲しい」とXに投稿した。「僕の場合アニメのおかげで売りあげ上がったってこともあるし、恩しか感じてないから」と理由も説明している。

その上で奥氏は「他の先生の考えは別。許さなくても責めたりしない」とあくまで自分個人としての考えであることを強調し、「僕の場合は本当にアニメに関わってくださった方ならヤフオクでも、金銭が発生してもOKです。あくまでも僕の場合」と自身は金銭が発生するケースもOKとすることを明言した。