女優門脇麦(31)が、1月開始の日本テレビ系「厨房のありす」(日曜午後10時30分)に主演し、天才料理人を演じることが19日、分かった。King&Prince永瀬廉(24)が初共演、大森南朋(51)も出演する。

門脇が演じるのは、コミュニケーションを取るのが苦手な自閉スペクトラム症(ASD)を持ちながらも、化学の知識をもとに客の健康や精神状態に合った食事を作る料理人。幼なじみと切り盛りする人気店に、住み込みバイト希望でやって来るのが永瀬演じる青年-という設定。大森は、主人公の父でゲイという役どころ。舞台演出家、映画監督の玉田真也氏のオリジナル脚本となる。

門脇は「料理を化学式で説明するシーンも多く、かみまくってしまうのではと危惧しているほどセリフがややこしそうです。でも、ほっとしてしまうセリフや胸が温かくなるストーリーが、冬にぴったりの、ほっこりするドラマになるのではとワクワクが止まりません」とコメントを寄せた。

永瀬は「化学という目線で料理を捉えているのがとても新鮮でした。撮影中はドラマの料理だけでおなかいっぱいにできそうで、楽しみです!」とし「僕も結構、人見知りですが本当は寄り添いたいタイプ(笑い)。気持ちが相手に伝わらなかったりするところが似ているかもしれないです」と自分を重ねている。

大森も「人間的に持っている大きく深い部分での共通点を大切に演じていけたらと思います。このメンバーでどんな化学反応を起こせるか、ワクワクしています」と話している。