タレント坂下千里子(47)が6日、NHK情報番組「あさイチ」(月~金曜午前8時15分)にゲスト出演した。

番組では「男性が受ける性暴力」を特集。被害者男性のVTR映像を見た坂下は「幼いころに受けた性暴力が40代になっても引きずってしまうというのが衝撃、そうなんだなと思った」と語った。

内閣府男女共同参画局では性暴力について「同意のない性的な行為」としている。番組では、大学時代にカラオケボックスで飲み会をした際に同級生男性からキスをされて服を着た状態で性器をこすりつけられたことがトラウマになったという男性の証言がVTRで流れた。

坂下は「その場にもし私がいた場合『わー、襲われてるよー』って笑っている女子のひとりになってそうでいたんじゃないか、と思ってギョッとした」と胸に手を当てて語り「その場のお酒のノリを壊さずに(男子同士が)じゃれ合っているってイメージで見たかも」と性暴力の現場にいながら見逃すかもしれないと不安な心情について話した。

さらに複数の被害男性のVTR映像を見た上で「もう反省というか学ぶことが多すぎた」と自省の念を述べ「自分自身にも子ども(長男は今月で13歳)がいるので、声掛けだったり日ごろからの子どもに対する接し方、どうしても子どもの話をさえぎりがちなので、ちゃんと聞いて、答えを待つとかとか、日ごろから(子どもとの対話を)構築しないといけないと思いました」と話した。