女優橋本環奈(24)が主演、カンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」(月曜午後10時)の第10話が18日に放送され、平均世帯視聴率が4・9%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話から6・3%、5・6%、5・3%、5・1%、5・0%、5・1%、4・7%、4・8%、4・7%だった。

平均個人視聴率は2・7%。第1話から3・6%、3・1%、2・9%、3・0%、2・8%、2・7%、2・8%、2・9%、2・6%だった。

▽第10話あらすじ

片桐(米本学仁)を殺害した犯人、そして脅迫者Xとして、窃盗犯係の真壁(安藤嗣海)を逮捕した湯川班。さらに、警務課の金庫から1億円を盗み出した犯人も真壁であることが分かり、背後には警察の威信に関わる、ある重大な秘密が隠されていた-。

逮捕された真壁は自らの罪を認める一方で、片桐殺しは湯川(沢村)の指示だったと話す。それにより、湯川には殺人教唆の疑いで逮捕状が出され、再び警察から追われることに。警察官としての誇りを大切にしてきた湯川が殺人を犯すなど、にわかには信じられない円(橋本)は、行方が分からない湯川を見つけ出して無実を証明しようとする。しかしなぜか湯川班は乗り気ではなく、それどころか今までの湯川の言動を非難する始末。

それでも一人湯川を信じ、懸命に湯川の無実を訴える円だったが、中塚(鶴見辰吾)によると湯川には借金があり、金庫から1億円が盗まれた数日後、その借金は返済されたという。さらに、片桐の死を乗り越えようとする美和(前野えま)のもとにも、差出人不明で1000万円もの大金が送られてきたことが分かる。次々と明らかになる湯川が犯人であろうという状況証拠。無罪を証明するどころか完全に行き詰まった円は、ある場所へと向かい…。