眠い、寒い、歩きづらい。クリスマス前の渋谷は、昼前からいつも以上に人でごった返していた。後ろ向きな気持ちに埋め尽くされた朝だったが、心のてんびんが完全に負の方向に傾かなかったのは、その日に向かう取材先が、タレント王林(25)のイベントだったからだろう。
天真らんまんな明るさと、天然発言のキャラクターが大人気。その日も、記者はユニークなトークを期待し会場に向かった。結果は案の定。その独特な言い回しに引き込まれ、朝からたくさん笑わせてもらった。会場のあちらこちらでも大なり小なり笑いが頻発。語録的に紹介してみる。
-初写真集となった
写真集出すつもりなかったので。あまりわたしを見てほしくないという気持ちもあった。
-水着写真が“解禁”
アイドルグループ(りんご娘)にもいたから…なんていうんだろう…きわきわしい水着とかに抵抗もありました。
-写真集に点数付けるなら
200点満点だとしたら、500点くらいです。(なぜ点数オーバー?)最初に撮ってもらった瞬間から「魔法にかけられたんじゃないか」というくらいすてきな写真を撮ってもらいました。
-水着カットも多いが、着慣れているのか
水泳はちっちゃい時にやってました。そのときは布量も大変多い水着で取り組んでいたので、ここまでの布量の少ない、さらけ出しは人生初です。
-写真集の撮影場所にタイを選んだ理由は
いや~みなさん(スタッフ)の勝手というか…
-今年はドラマ出演、恋愛スクープなど初物が多かった
新しいことがいっぱい。周りの方に「芸能人になったね」とプラスの言葉を書けてもらえることが多かったです。
-東京に住むことは考えてないのか
青森に帰らないと肌が荒れ始めたり、呼吸が深く出来なくなったりする。王林の充電は青森にしかコンセントがないという感覚なので、随時帰ってパワーチャージしては東京で頑張るというシステムでやらせてもらっています。
-青森県知事の夢は今も?
そうですね。青森の「こういうところもっと直したい」とか「こうしたらもっといいのに」とか改善点を感じているので、そういうところをやっていける人間になりたい。
-この先、青森での写真集をしてみたいか
写真集は最初で最後かなと思っているんですけど、「青森県で」というのはやってみたいなと思うし、青森県の魅力が詰まった、そこに王林も潜んでいるような写真を撮りたいなと思います。
などなど変化球回答も多く、爆笑続き。約20分間のうちに、飾り気のないふるまいで会場のカメラマン、記者、みなを笑顔に染め上げた。取材終了の合図が惜しまれた空気感すらただよっていた。売れるタレントの力を実体験した時間だった。【望月千草】



