漫才日本一を決める「M-1グランプリ2023」が24日に行われ、「令和ロマン」が第19代王者に上りつめた。

X(旧ツイッター)では、放送中から各漫才師のネタの“品評会”モードに突入。9番手で登場した「くらげ」が漫才を披露して620点。結果的に決勝出場10組中、最下位でフィニッシュした。

「くらげ」はボケの杉昇(35)が「サーティーワンアイスクリームで食べたアイスの名前が思い出せない」と言い出し、ツッコミの渡辺翔太(35)がひたすら「キャラメルリボン?」「チョコキャラメルピスタチオ?」などとツッコミを入れていくスタイルだった。

審査員の松本人志は全出場10組の中で最低となる86点をつけ「僕は嫌いじゃないんですけどね。何でそこまでウケなかったのかよく分からなくて。少し『ミルクボーイ』を思わせたかな。『ミルクボーイ』を超えてないので、だったら違うやり方があったのかなとは思った」と講評した。松本同様に全10組の中で最低点の87点をつけた博多大吉も「M-1でいろんな基準で審査するとなったときに、同じ味のボケなので、その段積みなので、点数が入れられなかった、ネタ自体は面白いんですけど」と続けた。

その後、Xでは「#ミルクボーイ」がまさかのトレンド入りを果たした。ミルクボーイは19年の「M-1王者」で、「ウチのおかんが朝ご飯の名前を忘れて」と「コーンフレーク」を軸にボケまくるネタを軸に優勝した。

Xでは「くらげ」と「ミルクボーイ」との比較で盛り上がりを見せ「確かにくらげのネタはミルクボーイっぽかったけどミルクボーイの時は最後まで面白くて飽きなかったけどくらげのネタは途中で飽きちゃったからミルクボーイとくらげとは技術とか完成度とかが全然違うってことなんかな」「くらげの漫才はミルクボーイとは違うと思う。普通のことを言ってるのに面白いのがくらげで、ミルクボーイは普通じゃないこと言ってて面白い いつかのM1敗者復活の女心が分かるってのが面白かったから記憶に残ってたコンビ。今後もっと伸びるでしょう!」「確かに #ミルクボーイ がよぎったけど、それでも面白かった 若い女子審査員がいたら高得点だったかも #くらげ はこのスタイルを進化させてほし」「松っちゃんにほぼ同意。#ミルクボーイ との比較になると それを超えてはおらず」などと書き込まれた。