明石家さんま(68)が1日、フジテレビ系正月特番「さんタク」に出演。昨年10月に89歳で死去した俳優財津一郎さんに、所属吉本興業退所を相談した過去があったことを告白した。

さんまは同番組で木村拓哉(51)とトーク。昨年亡くなった著名人についてふれる中で、かつて吉本所属だった財津さんの話題に。 さんまは「財津一郎さん、昔吉本なんですね。吉本新喜劇だったんですよ。それで、俺が(吉本に)入った時には財津さんもう、(吉本に)いらっしゃらなかったんですけど、おれもちょっと吉本に不満があったんで、財津さんに”吉本、どうしたら辞められますかね”って相談したら、”さんまちゃん、声出さないで2年かかるよ”って言われた」と財津さんからの当時の助言を明かした。

木村が「深いですね…」と言うと、さんまは「深い。(財津さんは)もうスーパースターやったから、吉本新喜劇の。で、会社に(財津さんが)”すいません、辞めたいんです”と言いに行ったら、”辞めさせへん。とにかくおまえは吉本の看板やから”と。どうしたら辞めれるのかと思って、”そうだ客席に届かない声でしゃべろう”ということで、(当時の財津さんは)ちっちゃい声でボソボソと”ちょーだい”とか(持ちネタを言って)。”そうやってさんまちゃん、(辞めるまで)2年かかったよ”と」と財津さんから聞いた話を振り返った。

そんなトークの流れで、さんまは「”事務所どうしたら辞められますか”っていう相談をしたっていうことが、おまえのところにつながんねん」と木村にふり、話は旧ジャニーズ事務所性加害問題に揺れた昨年の話に移っていった。