落語家立川志らく(60)が1日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜午後1時)にゲスト出演。

一般女性への性的行為強要疑惑を報じられ、裁判に注力するために活動休止を発表したダウンタウン松本人志(60)について言及した。

志らくが「芸能界で松本さんを擁護してるの、私1人ですよ」と切り出すと、ナイツ塙宣之がすかさず「高須クリニックもあります」とツッコミを入れた。

志らくは続けて「2人で前に出て…。みんな前に出てくると思ったら、吉本芸人誰もついてこない。みんな黙っている」と嘆いた。

さらに「松本さんに何かお世話になったっていうのはないんですよ。普段、LINEも知らなければ、プライベートで飲んだこともない。ただ番組で一緒になって、私のイメージをよくしてくれたのはダウンタウン。ダウンタウンの芸風は好きだから」と続けた。

そして「私は本当に松本さんがクロだったらば、とんでもない話だけども、シロの可能性があるならば、まっちゃん待ってますよって言っただけなんだけども。セカンドレイプをしてるだとか、うわ~っといろんな人に怒られちゃって。吉本芸人始めみんな、『そうだ志らくさん、松本人志をみんなで待とう!』って、誰もついてこなかった。どういうこと?」とスタジオブースを笑わせ、「気付けば高須クリニックの院長だけ」と嘆いた。すかさずナイツ土屋伸之から「思っていたメンバーと違う」と的確なツッコミが入った。

報道をめぐっては、今月8日に吉本が「さまざまな記事と対峙(たいじ)して、裁判に注力したい」という松本の意向を受けて、松本の活動休止を発表。今後の裁判について代理人は「記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」とした。

一方、文春側は同社サイトで「週刊文春」編集部のコメントを発表。「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって委縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」としている。