多発性骨髄腫と闘う漫才師宮川花子(69)が3日、夫大助(74)とともに、出身の大阪・寝屋川にある成田山大阪別院で、恒例節分祭に参加した。

前日に抗がん剤治療を受け車椅子での豆まきだったが、途中立ち上がる場面も。約2万人に豆をまき「昨日は疲れたけど、きょうはバッチリ。今年は漫才もやります! (今年の目標は)入院しないこと」。昨秋には右目横にできた腫瘍を放射線治療するなど、闘いは続くが、今月は東京、米子、岡山などで仕事を予定し、大助は「口と記憶力は達者。NGK(なんばグランド花月)の出番をもらえるまでに回復したら…」と話していた。

○…NHK大阪放送局制作の連続テレビ小説「ブギウギ」出演の水上恒司(24)伊原六花(24)も参加。ヒロイン最愛の人・愛助を演じた水上は、場内から大歓声を浴びて「豆を投げてみて、ちょっと肩が弱くなったな、と」。伊原は大阪出身で「『六花ちゃん』と名前でもたくさん呼んでもらえた。大阪ならでは」と地元を満喫した。