新垣結衣(35)が、2009年(平21)3月に就任した「アサヒ 十六茶」のCM&イメージキャラクターを、2024年も務める。商品名と同じ16年の長きにわたるタッグとなった「アサヒ 十六茶」が、リニューアルして13日から全国で発売することを受けて、出演した新テレビCM「わたしの味方」編を、16日から全国で順次、オンエアする。

CMでは「アサヒ 十六茶」のベースの16素材を、新垣の16人の味方として描いており、16人の味方の登場で見ていると思わず笑顔になれる世界観が魅力だ。新垣は「もし16人の味方を付けられるとしたら、どのようなシーンで付けたいですか?」と聞かれると「『こういう時に居てほしかったな~!』と思うのは、小さい時にうっかりテレビで怖い話を観てしまって、その日の夜に、お風呂とかトイレとかが怖くなっちゃった時とかに、16人の味方がいてくれたら安心だなって思ったりします」と答えた。「今はもう、トイレも、1人で夜中でも全然行けますけど、もうちょっと幼かった頃にいてくれたら、安心だっただろうなって思います」と笑った。

CMのキーメッセージ「16素材はわたしの味方」にちなみ、味方のような存在のアイテムや習慣について聞かれると「習慣としては、寝る前にストレッチをすることですかね。あと、翌日早く起きないといけなくて、それがプレッシャーになって寝付けない時とかに、これを聴けば必ず眠れるっていう曲を見つけて、それが今、お守りのような、自分の味方になってくれるアイテムですね。心強いです」と答えた。その上で、就寝時に頼みにしている音楽について語った。

「お布団に入って目を閉じている時に、いろいろなことを考えてしまったりする時もあるじゃないですか。それをあまり考えなくて済んでいる気がするというか。頭の中が静かになる感じがします。いろいろな曲を試して『あれ?これ聞いてる日はちゃんと眠れている気がする…』っていうのに気づいて、それを見つけてからはすごく怖くなくなりました。そういうプレッシャーが少なくなったなと思います」

新垣は、1993年(平5)に発売された「アサヒ 十六茶」が、商品名と同じく16周年を迎えた09年3月に、新CM&イメージキャラクターに就任し、当時は「カラダにおはよう 十六茶」のキャッチフレーズが話題を呼んだ。今年で16年目で、“十六”という数字と相まった、記念すべき年までCM&イメージキャラクターを務めてきた率直な思いは? と聞かれると、次のように答えた。

「本当にあっという間だったなと思うんですけど、今まで撮影してきたCMを思い返してみると、本当にバリエーションがすごくたくさんあって、海外に撮影に行ったこともありますし、踊ってたこともありますし、歌ってたこともありますし、『アサヒ 十六茶』の“精”になったこともあります。最初はおそらく、自転車に乗って、通りすがりの人を応援するみたいなCMだった気がするんですけど、本当にいろいろと覚えています」

最後に、新垣は「今回のCMは『アサヒ 十六茶』を飲むことで、日々の暮らしの味方になってくれる、16素材の化身たちが現れる…といったストーリーになっています。見ていると思わず笑顔になれる、ホッとする世界観が見どころです」とファンにメッセージを送った。