永野芽郁(24)が月9初主演を務めるフジテレビ系「君が心をくれたから」(月曜午後9時)の第7話が19日に放送され、平均世帯視聴率が5・1%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から7・2%、5・8%、5・6%、5・4%、5・3%、6・2%だった。

平均個人視聴率3・0%で、第1話から4・5%、3・4%、3・3%、3・2%、3・3%、3・8%だった。

今作は永野演じる過去の経験から自分に自信が持てない主人公・逢原雨が、朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリー。異国情緒あふれる幻想的な街・長崎が舞台となる。

▼第7話あらすじ

逢原雨(永野)が触覚を失うまでに残された時間はあと1日半ほどに迫っていた。祖母の雪乃(余貴美子)を亡くしたばかりの雨のことを気遣う千秋(松本若菜)。日下(斎藤工)は、この先のことを考えて不安になっている雨に「触覚が教えてくれることがあるはずだ」と告げる。

朝野太陽(山田)の家を訪れた雨は、太陽の父・陽平(遠藤憲一)や従業員たちから歓待を受ける。その席には望田司(白洲迅)も招待されていた。「太陽の恋人・雨ちゃんの初披露だ」とはしゃぐ陽平たちとは裏腹に、どこか様子がおかしい太陽に気付く司。春陽(出口夏希)はそんな司に「サッカーをやっているならミサンガを作ってあげる」と言って、雨にも手伝いを頼む。

席を外して外のベンチでビールを飲んでいた太陽は、やってきた司に「五感を失う病気がないなら雨の症状の原因は何だろう」とこぼす。司は、医師の友人の話として「何らかの後遺症で感覚を失い、それを五感を失う病気だと思い込んでいるのかもしれない」と太陽に話す。その言葉を聞いて少し安堵(あんど)する太陽。実は太陽は、雨に見せるために「桜まつり」で自分の花火を上げたい、と陽平に申し出ていた。しかし、そのためには音頭をとる長崎花火協会の会長の審査を受け、認めてもらう必要がある。陽平からその話を聞いた雨は、太陽にチャンスをあげてほしい、と頼むが……。