山下智久(38)が主演する4月期のフジテレビ系「ブルーモーメント」(水曜午後10時)に、水上恒司(24)と夏帆(32)がレギュラー出演することが20日、明らかになった。両者とも、山下とは初共演。

本作は小沢かな氏による人気コミックが原作で、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。

水上は、東京消防庁・消防救助機動部隊に所属する優秀なレスキュー隊員で、晴原(山下)の亡き婚約者のいとこ・園部優吾を演じる。「2024年の元日から大変なことが起きた日本において、この作品を世に出していく意義を考えながら撮影していこうと思います。エンターテインメントというものが直接何かを救えるようなものではないということは分かりつつも、その力を信じて、見てくださる方々が『明日も頑張ろう』『こんな人たちが本当にいてくれたらいいな』と思ってもらえるように、そして、本当にSDM本部のような部隊を作ってもいいのかなと思わせられるような作品にしていけるように頑張ります」と使命感を持って役に挑む。

夏帆は、ドラマのオリジナルキャラクターで、若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけに、メスを握れなくなってしまった天才脳外科医・汐見早霧を演じる。「初の医師役ということもあり、医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています。どこかミステリアスでクールなキャラクターですが、そのなかにある人間らしさを大切に演じていきたいと思っています」と意気込みのコメントを寄せている。

 

◆水上恒司コメント

-出演が決まった時は

「天気についての知識があったらよさそうだな、勉強したいな、と思っていた時にオファーをいただきました。台本を読んでいるだけでも学びのある部分がたくさんあります。緊張感を持ちつつ、一生懸命頑張りたいと思っています」

-初のレスキュー隊員役

「せりふの中に“自分自身が生きて帰ることが何よりも大事なこと”と出てくるのですが、初めてレスキュー隊員を演じさせてもらうので、本当にそれが1番大事なのか、レスキュー隊員は誰のためにやる仕事なのか、どんな人たちとどんなことをするのか…監修の方たちとお話しながら見つけていきたいと思っています。最終的に、こんな人がいてくれたらいいなと思ってもらえるような園部優吾を作っていきたいです」

-山下さんについて

「山下さんがどんな晴原を作って来られるのだろうと、とても楽しみです。1・2話で優吾が晴原に対してぶつける言葉が、作品にとっても晴原にとっても非常に大事なせりふになっていくので、最初から勝負をかけて頑張りたいと思っています」

◆夏帆コメント

-ドラマオリジナルのキャラクターで、初の医師役

「(早霧は)どこかミステリアスでクールなキャラクターですが、そのなかにある人間らしさを大切に演じていきたいと思っています。自分の使命は医療と関わっていく中で人を助けることだと思っているけど、あることをきっかけにメスを握れなくなった彼女が、どんなふうに成長していくのか…私も楽しみですし、見てくださる方も楽しみにしていただけたらうれしいです」

-山下さんについて

「今回、初めてご一緒させていただきます。昔からドラマや映画などで拝見していたので、共演させていただけることがとてもうれしいです。座長の山下さんに精いっぱいついていきたいと思います」